よくあるご質問

ODRの
使い方について

ODRの
導入について

Q01

本サービスはどのようなサービスですか?

本サービスは取引を通じて発生したトラブルをオンライン上の非公開の話し合いによって解決するODR*プラットフォームサービスです。
本サービスは裁判と比べてトラブルを簡便、迅速に解決できるメリットがあります。ただし裁判と違い、合意内容に強制執行力はありません。
当社は企業・機関に対してODRのプラットフォームを提供するシステム提供者であり、導入企業・機関がODRサービスを運営します。
*ODR:Online Dispute Resolution(オンライン紛争解決)

Q02

ODRとは何ですか?

Online Dispute Resolution(オンライン紛争解決)の頭文字を取った略称になります。
裁判は裁判所に行く必要があることや、時間や費用がかかり、さらに内容も公開されてしまうため、関係者の負担が大きくなります。一方、ODRはオンライン上で非公開の話し合いを行うため、少ない時間や費用でトラブル解決を行うことができる仕組みとして、現在、世界的に導入が進められています。

Q03

申立て、交渉、調停、調停人とは何ですか?

・申立て:トラブルをシステムに登録し、相手との話し合いを希望すること。
・交渉:当事者間での直接の話し合いにより、紛争解決を行うこと。
・調停:当事者間の間に資格を持った調停人に入ってもらい、紛争解決を行うこと。
・調停人:トラブル(申立て)を仲介する専門家。

Q04

本サービスを利用するにはどうすればいいですか?

何かお困りのことがございましたら、まずは本サービスより解決したいトラブルの内容を「申立て」として登録をお願いします。
お手続きの流れは以下となります。

  1. 申立ての登録
  2. 申立てに対する相手からの回答
  3. 和解に向けた相手との話し合い(チャット形式でやりとりを行います)

相手との話し合いで解決しない場合は、さらに以下の流れとなります。

  1. 調停人(第三者の専門家)が間に入った話し合い(チャット形式でやりとりを行います)
  2. 調停人による和解案の提示

※上記は一般的なODRの流れでありますが、実際ODRサービスを提供している企業・機関によって利用方法が異なりますので、各企業・団体の問い合わせ窓口にご確認ください。

Q05

本サービスは無料ですか?

ODRサービスを提供している企業・団体によって利用料金が異なりますので、各企業・団体の問い合わせ窓口にご確認ください。

Q06

解決までに、どの程度の時間を要しますか?

相手との二者間の話し合いにより解決を行う場合は1週間程度、調停を行う場合は2週間程度での解決を想定しています。
トラブルの内容によって期間は前後する場合がございますのでご了承ください。

Q07

申立てをしましたが、相手方から参加表明がなかったらどうなりますか?

相手方が期日*までに参加表明を行わない場合、本サービス上での話し合いは実施できません。
本サービスはトラブルの解決を確約するものではございませんので、ご了承ください。
*期日は導入企業・期間によって異なります。

Q08

申立てが届きました。どのように対応をすればいいですか?

以下の流れで、ご対応をお願いします。

  1. 申立て登録の通知メールのURLより申立て内容を確認し、参加表明と回答を行います。
  2. 申立て詳細ページ上の「参加表明する」をクリックすることで参加表明が行なわれます。
  3. 続けて回答入力を行い、提出が完了すると申立人に回答内容の確認依頼が行なわれます。
  4. 申立人と和解に向けてチャット形式で話し合いを行います。

Q09

申立ての内容が事実と異なっています。どのように回答をすればいいですか?

申立てへの回答の際に事実と異なる点を回答内容欄に記入して提出をお願いいたします。
回答の提出後、申立人とチャットのやり取りを行うことができるようになりますので、お互いの主張を確認の上で、和解方法について話し合いをお願いします。

Q10

申立人に対してこちら側からも解決したいトラブルがあります。
どのように対応をすればいいですか?

申立人に対し、申立ての内容に関連して、反対に申立てを行う「反訴」が可能です。
反訴は以下の手順でお手続きが可能です。

  1. 該当の申立ての詳細ページへ移動
  2. 画面上部にある「回答する」ボタンをクリック
  3. 回答の登録画面、中程にある「反訴の有無」で「反訴を行う」にチェックし、反訴の内容を入力する
  4. 回答の登録画面下部にある「確認画面へ」をクリック
  5. 回答の確認画面で表示される回答の内容を確認
  6. 回答の確認画面下部にある「登録する」をクリック

Q11

和解案、調停案に法的拘束力はありますか?

両方とも法的拘束力・強制執行力はありません。
調停案は中立な立場の専門家が仲介するため、法的妥当性は確保されます。

Q12

やりとりを行い解決案が決まりました。申立て完了にはどうすればいいですか?

メッセージのやりとりを行い、解決案が決まりましたら、和解案を作成し両者で合意します。
申立て詳細ページ上の「和解案を作成する」をクリックすると、和解案作成画面が表示されますので、話し合った内容に沿って入力を行い、和解案の作成をお願いします。

Q13

交渉が平行線になりました。どのようにすればいいですか?

話し合いが平行線となり、当事者間で解決が難しい場合は調停へ移行することができます。
調停では、専門家である第三者が調停人として参加し、三者で解決に向けた話し合いを行います。
以下の流れで、調停への移行を行うことができます。

  1. 申立て詳細ページ右上の「アクション」ボタンより「調停へ移行する」をクリックし、調停手続きの利用規約等を確認し、相手方に調停への移行を依頼します。
  2. 相手方が依頼に同意したら、調停へ移行します。(拒否した場合は、再度当事者間で話し合いを行うか、申立ての中止となります。)
  3. 調停人の指名が行われますのでお待ちください。
  4. 調停人の参加後は、調停人の指示に沿って三者で解決に向けた話し合いをお願いします。

Q14

調停人の変更は可能でしょうか。

はい、可能です。
変更を希望される場合には、以下の手順で、調停人の変更を行えます。

  1. 申立て詳細ページの「調停人を確認する」ボタンより調停人のプロフィールページへ移動します。
  2. プロフィール内の「調停人を変更」ボタンから調停人の変更依頼を行ってください。

なお、調停人の変更依頼は任意のタイミングで可能ですが、調停案が提出された後は変更不可となりますのでご了承ください。

Q01

料金プランはどのようなものがありますか?

導入方法によって異なりますのでお問い合わせフォームからご連絡ください。

Q02

導入にはどのくらいの期間と費用がかかりますか?

導入方法によって異なりますのでお問い合わせフォームからご連絡ください。

Q03

導入側が用意するソフトウェアやサーバ、データベース等はありますか?

本サービスはSaaSのため、ご用意いただくソフトウェアやサーバ、データベースはありません。

Q04

当事者間の交渉段階までの導入は可能ですか?

はい、可能です。調停段階からの導入も可能です。

Q05

導入後の運用支援サービス・サポートはありますか?

はい、あります。詳しくはお問い合わせフォームからご連絡ください。

Q06

詳細設定および個別カスタマイズは後から変更可能ですか?

はい、可能です。詳しくは当社の営業担当者にご連絡ください。

Q07

導入後、利用料以外に追加料金が発生することはありますか?

契約形態によって異なりますので詳しくはお問い合わせフォームからご連絡ください。

Q08

導入後、導入者側の運用負荷は月どのくらいありますか。

サーバやデータベースの管理は発生しませんが、システム管理者を立てていただく必要があります。

Smart Judgement 事務局
対応時間:平日10時~18時